『日仏歴史学会会報』
日仏歴史学会では、『日仏歴史学会会報』(2012年以降分)をJ-STAGEにてオープンアクセスとして公開しています。
『日仏歴史学会会報』原稿募集について
本会報は、会員からの論文、研究ノート、学界動向、資料館紹介などの投稿を広く募集し ています。とくに論文、研究ノートにつきましては、新進若手の研究者の実績としても正当 に認知されますよう、専門家の厳正な査読を経て掲載いたします。大学院博士課程在籍者、 ODの皆さんも、下記の要領を参照の上、奮ってご投稿ください。
◆ 投稿資格
投稿は日仏歴史学会会員に限ります。
◆ 募集原稿種類
論文、研究ノート、研究動向紹介、史・資料紹介、書評、新刊紹介、資料館・文書館紹介、 その他フランス史研究に関わる情報の紹介など。
◆ 原稿の長さ
論文、研究ノートは横書きで、28,000字以内。研究動向、史・資料紹介、書評は8,000字以内。資料館・文書館、新刊紹介その他は3,200字程度。写真、図版等の掲載資料については原則として投稿者の責任で作成し、規程枚数の範囲内での掲載とします。注記は脚注です。
◆ 原稿の様式
マイクロソフト・ワードもしくはリッチテキストのファイル形式で、添付ファイルで送付してください。
◆ 掲載が決まった論文、研究ノートについては、仏文要旨(A4で1枚以内)の提出を後日御願いします。
◆ 応募締め切り/原稿締め切り/応募先および原稿送付先
詳細は会報を参照。
第39号(2024年)
論文
フランス革命期における散兵戦術と戦争文化 ─義勇兵が語る「人間狩り」に注目して─(長島澪)
研究ノート
シャンパーニュ大市開催都市プロヴァンの在地経済 ─ぶどう酒と毛織物─(花田洋一郎)
文書館事情
フランス防衛文書館への訪問(佐々木真)
学会参加記
グローバル・ヒストリーからみた19 世紀の軍事的学知の交錯(於リール大学)(竹村厚士)
研究大会報告概要
中世南仏村落における代表選挙: 1412 年セリニャン村(エロー県)の選挙法改正を中心に(向井伸哉)
ユダヤ人は 「外国人」 か? ─ 18 世紀フランスにおける臣民資格と宗教─(見瀬悠)
普仏戦争以降のフランス系商業会議所における利害形成 ─グローバル化への対応と社会集団の組織化─(武田佑太)
第38号(2023年)
研究ノート
ドイツ占領下パリの日本人 ―ラジオ番組『ニッポン』からみるその活動―
(藤森晶子)
総会講演概要
首都パリをめぐる都市圏、地域圏の形成 ―住民・雇用・都市計画―(中野隆生)
史料紹介
国民国家と地域に根差すフランス銀行(武田佑太)
書評
阿河雄二郎『近世フランス王権と周辺世界 ――王国と帝国のあいだ』(市川文彦)
第37号(2022年)
論文
グラフィニ夫人とペットロス─18 世紀フランスにおける感情規範の変化に関する一考察─(貝原伴寛)
アルザスとライン上流域をめぐる史学史的考察(安酸香織)
史料紹介
ベルギー外交官が見たアルジェリア戦争 ―ベルギー外交文書覚書―(藤井篤)
研究大会報告概要
雉の誓いの宴(1454 年)はどこで催されたか(中堀博司)
18 世紀後半パリにおける「周縁者」と身分社会 ―ポリスの実践から―(松本礼子)
戦後フランスにおける新聞改革構想(中村督)
第36号(2021年)
論文
百年戦争勃発と北フランス都市防備の主導権争い ―ノワイヨン市壁修理訴訟の蒸し返しを事例に―(佐藤猛)
神の祭と国の祭 ―第三共和政初期のボルドーにおける祝祭のライシテ化―(田中浩喜)
フランス植民地帝国の終焉とアフリカ援助政策 ―「共同体」(1958 ~ 1960 年)の動向を中心に―(岩場由利子)
研究ノート
18 世紀末のダンケルク港再建計画をめぐる都市間抗争と公共事業運営(根岸美幸)
総会講演概要
「神の平和」運動再考(江川溫)
文書館事情
「軍事裁判中央文書保存館」(難波ちづる)
研究大会報告概要
「堤防の贖宥」(1515 年)とその周辺 ―ハプスブルク家の宗教政策とフランドルの都市社会―(青谷秀紀)
啓蒙の世紀における軍隊の影で ―平和と改革の時代にフランス軍を脱走した兵士たちの記録が問いかけるもの―(芹生尚子)
植民地支配と森林 ―仏領インドシナにおける森林統治と利用―(難波ちづる)
第35号(2020年)
論文
フェリブリージュにおける地域主義の生成と展開 ―綴字法論争をめぐるルーマニーユとミストラル―(安達未菜)
フランス革命期におけるエシャセリオの植民地論 ―民族自立・自由貿易・持続的平和―(西願広望)
講演
結婚、離婚、「みんなのための結婚」 18~21 世紀のフランスにおける婚姻形態の変化(フィリップ・ブトリ)
書評
東出加奈子 『海港パリの近代史 セーヌ河水運と港』(市川文彦)
文書館事情
フランス革命関連史料集「ミシェル = ベルンシュタイン文庫」について ―「フランス国立図書館には存在しない」史料の比較調査を終えて―(近江吉明)
第34号(2019年)
巻頭言
これからの日仏歴史学会(中野隆生)
論文
La vie des religieuses dans les prieurés de Forest et de Grand-Bigard de l'abbaye d'Afflighem (XIIe - début de XIIIe siècle), par Michiko FUNAHASHI
文書館事情
大佛次郎記念館のフランス関係収蔵資料について(安川篤子)
研究大会報告概要
大きな平和と小さな平和 ―カペー朝後半期の国王の正義―(轟木広太郎)
総裁政府期の立法府と国民祭典(山中聡)
辺境の土地革命─1863 年 4 月 22 日元老院議決における所有権の問題―(工藤晶人)
学会参加記
アンリ・ルソー教授連続講演会(剣持久木)
第33号(2018年)
巻頭言
若き学生たちのための歴史(中野隆生)
論文
フランス革命期の植民地主義者―事例研究マルエとバルベ=マルボワ(西願広望)
研究動向
シャイコブスキ問題―あるユダヤ系歴史家による史料盗難(清水領子)
文書館事情
ローマにおけるカトリック関連文書館 ―ヴァティカン機密文書館とイエズス会文書館を中心に―(山本妙子)
研究大会報告概要
〈カタリ派〉へのアプローチ ─異端審問記録と中世南フランス社会─(図師宣忠)
近年の蜂起研究とアンシアン・レジーム論(仲松優子)
19 世紀フランス社会福祉史の再検討 ─公益質屋を事例として─(岡部造史)
学会参加記
フランスにおける公共史の実践 ―ブロワ歴史集会に参加して(剣持久木)
第32号(2017年)
巻頭言
日仏歴史学会の活動の若返りへ向けて(中野隆生)
研究ノート
神が二度裁くとき(藤田朋久)
講演
都市パリの歴史―現代都市史家たちの挑戦か―(アニー・フルコー、中野隆生 / 岡田友和 訳)
ジャンヌ・ダルクとドイツにおける研究(ゲルト・クルマイヒ、加藤玄 / 空由佳子 訳)
総会講演概要
近世フランス宗教史上の諸問題―信仰と宗派のあいだ(深沢克己)
文書館事情
セネガル国立文書館紹介(正木響)
第31号(2016年)
巻頭言
熊本地震から考えたこと(中野隆生)
論文
功利主義の戦争文化とバレールの革命戦争論―世界史再考のために―(西願広望)
七月王政期の地方都市における歴史的記念物の保存 ―フランス南部考古学協会と中央政府の言動を通じて―(中山俊)
講演
共和国は未完成―今日のフランスにおけるフランス革命―(ピエール・セルナ、増田都希 / 西願広望 訳)
研究大会報告概要
13 世紀英仏独関係史におけるサヴォワ人 ―ジャン・ド・グライの遍歴を中心に―(加藤玄)
太陽王時代の聖母出現と史料編纂(嶋中博章)
両大戦間期におけるアルザスのユダヤ人社会(川崎亜紀子)
学会参加記
アニー・フルコー氏連続講演会(神野峻至)
戦時のナショナリテをめぐる議論とアクチュアリザシオン―パリ同時多発テロ後のあるシンポジウムに参加して―(舘葉月)
第30号(2015年)
巻頭言
「グローバル化」のなかでフランス史研究に携わる(中野隆生)
論文
啓蒙期フランスにおける博愛家たち ―ボルドーにおける博愛事業の設立と展開―(空由佳子)
研究ノート
ミラボー侯爵『人間の友―人口論』(1756)における社交性 sociabilité の概念 ―作法論と政治経済論の交差点としての自然法―(増田都希)
文書館事情
ブルターニュ地方4県の県文書館における実地調査(松嶌明男)
研究大会報告概要
中世の百科全書とフランス王権(鈴木道也)
16 世紀リヨンの外国人と都市空間(小山啓子)
第二次大戦後の国際金融機関におけるフランスの戦略(矢後和彦)
学会参加記
日仏国際コロック「中近世フランス・ラングドックの領域史」に参加して(向井 伸哉)
フランス革命史シンポジウム参加報告記(早川理穂)
第29号(2014年)
巻頭言
日仏歴史学会運営上の変更について(中野隆生)
論文
ジャンセニスムと政治 ─聖体会をめぐって─(御園敬介)
講演
「モデルニテ」はヨーロッパにおける新たな観念なのか ?(クリストフ・シャルル、上垣豊 訳)
総会講演概要
フランス人民戦線と余暇の組織化(渡辺和行)
史料紹介
民族解放戦線側から見たアルジェリア戦争─アルジェリア国立公文書館所蔵 GPRA 文書─(藤井篤)
学会参加記
20世紀の都市と住宅 ヨーロッパと日本─歴史的アプローチと未来への展望─(岡田友和)
日欧比較中世文書ストラスブール研究集会(高橋一樹)
第28号(2013年)
巻頭言
いま日仏研究交流を考える(中野隆生)
論文
1867年パリ万国博覧会における「日本」(寺本敬子)
フランスカトリックによる植民地派遣軍支援についての一試論 : 19世紀末から20世紀初頭まで(西願広望)
講演
記憶の略奪 : 第二次大戦中にナチの戦利品を経てソ連に渡った公文書(ソフィー・クーレ、剣持久木 訳)
研究大会報告概要
カントヴィック研究の過去と現在 ─地方誌と国際交易史の混在から総合的地域史研究へ─(山田雅彦)
フランス革命の起源と開始をめぐって(山崎耕一)
民衆文化としての絵解き —キリスト教絵解きの比較文化論—(原聖)
研究動向
第一次世界大戦の歴史と記憶 : 100周年を前にした地方自治体と博物館の動向を中心に(松沼美穂)
第27号(2012年)
巻頭言
グローバル化と世代交代(中野隆生)
論文
19世紀フランスの公教育省歴史研究委員会と未刊行史料修正事業―「地方」と「中央」の関係に着目して―(清水祐美子)
1970年代フランスの「大転換」―コーポラティズム型社会から「市場社会」へ―(権上康男)
マレショーセから売官制を見る―全面的改組直後(1720〜30年)のマレショーセの官職と親任官職―(正本忍)
研究大会報告概要
イズーの『偽りの宣誓』を再考する(藤田朋久)
植民地統治と「科学的人種主義」 —混血をめぐる法的制度を中心に—(松沼美穂)
学会参加記
パリ研究集会参加記(山崎耕一)
文書館事情
国立美術史研究所(INHA)付属図書館の紹介―美術史学を支える中枢として―(袴田紘代)
アジア歴史資料センター、歴史資料デジタル化の一例として(平野宗明)
追悼
柴田三千雄さんの思い出(加藤晴康/相良匡俊/松浦義弘/安成英樹)
第26号(2011年)
東日本大震災と日仏歴史学会(中野隆生)
アンシァン・レジーム末期の偉人の称揚―ダンジヴィレの「奨励制作」偉人像と美術館の役割―(田中佳)
小規模都市の比較の試み―円座「伝統都市の比較史」参加記―(松本礼子)
散逸する史料と文書館間相互連携―ユダヤ関連史料を通してみる問題―(清水領)
ベルギー移民労働者の足跡をもとめて―ベルギーおよび北フランスの文書館紹介―(平野奈津恵)
遅塚忠躬さんの思い出(服部春彦/藤田苑子/佐々木真/小田中直樹)
第25号(2010年)
『日仏歴史学会会報』の充実に向けて(中野隆生)
アベラールとは誰か―西欧中世の史料論と知識人をめぐる二重の考察―(岡崎敦)
多数決による産婆の選択と王権による統治(長谷川まゆ帆)
都市の移民と文化―19世紀後半のパリにおける地方出身者の事例―(長井伸二)
ピエール・セルナ (Pierre Serna) 教授の講演会(山崎耕一)
パリから郊外へ―移転する学術機関:フランス外務省文書館を中心に―(舘葉月)
出版に関する歴史研究のために―現代出版資料研究所 (IMEC) の文書紹介―(中村督)
第24号(2009年)
日仏歴史学会研究大会をめぐって(中野隆生)
家臣制の象徴儀礼再考―フェストゥーカを手がかりとして―(加納修)
アンシャン・レジームにおける商人貴族論争の射程(森村敏己)
「農民自治」のゆくえ―エミール・ギヨマンと犬田卯―(槇原茂)
「騎士と武士」比較研究の試み―日仏中世史研究者による博物館を舞台とした学術交流―(高橋一樹)
フランス銀行と日本銀行 相互の考察―日仏交流150周年記念日仏中央銀行コロークについて―(権上康男)
第23号(2008年)
新たな運営体制と三つの提案(中野隆生)
Gérard Noiriel氏招聘講演会について(福井憲彦)
アーカイヴスと歴史研究―「前近代アーカイヴスの比較史」共同研究をめぐって―(岡崎敦)
日仏シンポジウム「1930年代の遺産と記憶―フランス人民戦線70周年と日仏比較―」参加記(南祐三)
日仏シンポジウム「植民地主義の過去、未来のための記憶」参加記(松沼美穂)
LRU法と大学封鎖(松尾佳代子)
第22号(2007年)
偉大な歴史家の逝去を悼む(福井憲彦)
特集 二宮宏之先生を偲ぶ
二宮さんとパリで暮らした一年間(遅塚忠躬)
「歴史研究の使徒」二宮宏之さんを偲ぶ(権上康男)
二宮宏之先生とフランス国制史研究会(宮崎揚弘)
二宮宏之先生の御訳業をめぐって(長谷川輝夫)
教師としての二宮先生(林田伸一)
2005年~2006年フランス在外研究報告(花田洋一郎)
歴史学と文学研究の対話―GRIHLの活動―(嶋中博章)
学士院図書館を訪ねて(佐々木真)
ソシアビリテと分節構造―研究会「伝統都市の比較史」に参加して―(竹下和亮)