『日仏歴史学会会報』
日仏歴史学会では、『日仏歴史学会会報』(2012年以降分)をJ-STAGEにてオープンアクセスとして公開しています。
第37号(2022年)
論文
史料紹介
研究大会報告概要
第36号(2021年)
論文
- 百年戦争勃発と北フランス都市防備の主導権争い ―ノワイヨン市壁修理訴訟の蒸し返しを事例に―(佐藤猛)
- 神の祭と国の祭 ―第三共和政初期のボルドーにおける祝祭のライシテ化―(田中浩喜)
- フランス植民地帝国の終焉とアフリカ援助政策 ―「共同体」(1958 ~ 1960 年)の動向を中心に―(岩場由利子)
研究ノート
総会講演概要
- 「神の平和」運動再考(江川溫)
文書館事情
- 「軍事裁判中央文書保存館」(難波ちづる)
研究大会報告概要
- 「堤防の贖宥」(1515 年)とその周辺 ―ハプスブルク家の宗教政策とフランドルの都市社会―(青谷秀紀)
- 啓蒙の世紀における軍隊の影で ―平和と改革の時代にフランス軍を脱走した兵士たちの記録が問いかけるもの―(芹生尚子)
- 植民地支配と森林 ―仏領インドシナにおける森林統治と利用―(難波ちづる)
第35号(2020年)
論文
講演
- 結婚、離婚、「みんなのための結婚」 18~21 世紀のフランスにおける婚姻形態の変化(フィリップ・ブトリ)
書評
文書館事情
第34号(2019年)
巻頭言
- これからの日仏歴史学会(中野隆生)
論文
- La vie des religieuses dans les prieurés de Forest et de Grand-Bigard de l'abbaye d'Afflighem (XIIe - début de XIIIe siècle), par Michiko FUNAHASHI
文書館事情
- 大佛次郎記念館のフランス関係収蔵資料について(安川篤子)
研究大会報告概要
学会参加記
- アンリ・ルソー教授連続講演会(剣持久木)
第33号(2018年)
巻頭言
- 若き学生たちのための歴史(中野隆生)
論文
研究動向
文書館事情
研究大会報告概要
- 〈カタリ派〉へのアプローチ ─異端審問記録と中世南フランス社会─(図師宣忠)
- 近年の蜂起研究とアンシアン・レジーム論(仲松優子)
- 19 世紀フランス社会福祉史の再検討 ─公益質屋を事例として─(岡部造史)
学会参加記
第32号(2017年)
巻頭言
- 日仏歴史学会の活動の若返りへ向けて(中野隆生)
研究ノート
- 神が二度裁くとき(藤田朋久)
講演
- 都市パリの歴史―現代都市史家たちの挑戦か―(アニー・フルコー、中野隆生 / 岡田友和 訳)
- ジャンヌ・ダルクとドイツにおける研究(ゲルト・クルマイヒ、加藤玄 / 空由佳子 訳)
総会講演概要
- 近世フランス宗教史上の諸問題―信仰と宗派のあいだ(深沢克己)
文書館事情
- セネガル国立文書館紹介(正木響)
第31号(2016年)
巻頭言
- 熊本地震から考えたこと(中野隆生)
論文
講演
- 共和国は未完成―今日のフランスにおけるフランス革命―(ピエール・セルナ、増田都希 / 西願広望 訳)
研究大会報告概要
学会参加記
第30号(2015年)
巻頭言
- 「グローバル化」のなかでフランス史研究に携わる(中野隆生)
論文
研究ノート
文書館事情
- ブルターニュ地方4県の県文書館における実地調査(松嶌明男)
研究大会報告概要
- 中世の百科全書とフランス王権(鈴木道也)
- 16 世紀リヨンの外国人と都市空間(小山啓子)
- 第二次大戦後の国際金融機関におけるフランスの戦略(矢後和彦)
学会参加記
- 日仏国際コロック「中近世フランス・ラングドックの領域史」に参加して(向井 伸哉)
- フランス革命史シンポジウム参加報告記(早川理穂)
第29号(2014年)
巻頭言
- 日仏歴史学会運営上の変更について(中野隆生)
論文
- ジャンセニスムと政治 ─聖体会をめぐって─(御園敬介)
講演
- 「モデルニテ」はヨーロッパにおける新たな観念なのか ?(クリストフ・シャルル、上垣豊 訳)
総会講演概要
- フランス人民戦線と余暇の組織化(渡辺和行)
史料紹介
学会参加記
第28号(2013年)
巻頭言
- いま日仏研究交流を考える(中野隆生)
論文
講演
- 記憶の略奪 : 第二次大戦中にナチの戦利品を経てソ連に渡った公文書(ソフィー・クーレ、剣持久木 訳)
研究大会報告概要
- カントヴィック研究の過去と現在 ─地方誌と国際交易史の混在から総合的地域史研究へ─(山田雅彦)
- フランス革命の起源と開始をめぐって(山崎耕一)
- 民衆文化としての絵解き —キリスト教絵解きの比較文化論—(原聖)
研究動向
第27号(2012年)
巻頭言
- グローバル化と世代交代(中野隆生)
論文
- 19世紀フランスの公教育省歴史研究委員会と未刊行史料修正事業―「地方」と「中央」の関係に着目して―(清水祐美子)
- 1970年代フランスの「大転換」―コーポラティズム型社会から「市場社会」へ―(権上康男)
- マレショーセから売官制を見る―全面的改組直後(1720〜30年)のマレショーセの官職と親任官職―(正本忍)
研究大会報告概要
- イズーの『偽りの宣誓』を再考する(藤田朋久)
- 植民地統治と「科学的人種主義」 —混血をめぐる法的制度を中心に—(松沼美穂)
学会参加記
- パリ研究集会参加記(山崎耕一)
文書館事情
追悼
第26号(2011年)
- 東日本大震災と日仏歴史学会(中野隆生)
- アンシァン・レジーム末期の偉人の称揚―ダンジヴィレの「奨励制作」偉人像と美術館の役割―(田中佳)
- 小規模都市の比較の試み―円座「伝統都市の比較史」参加記―(松本礼子)
- 散逸する史料と文書館間相互連携―ユダヤ関連史料を通してみる問題―(清水領)
- ベルギー移民労働者の足跡をもとめて―ベルギーおよび北フランスの文書館紹介―(平野奈津恵)
- 遅塚忠躬さんの思い出(服部春彦/藤田苑子/佐々木真/小田中直樹)
第25号(2010年)
- 『日仏歴史学会会報』の充実に向けて(中野隆生)
- アベラールとは誰か―西欧中世の史料論と知識人をめぐる二重の考察―(岡崎敦)
- 多数決による産婆の選択と王権による統治(長谷川まゆ帆)
- 都市の移民と文化―19世紀後半のパリにおける地方出身者の事例―(長井伸二)
- ピエール・セルナ (Pierre Serna) 教授の講演会(山崎耕一)
- パリから郊外へ―移転する学術機関:フランス外務省文書館を中心に―(舘葉月)
- 出版に関する歴史研究のために―現代出版資料研究所 (IMEC) の文書紹介―(中村督)
第24号(2009年)
- 日仏歴史学会研究大会をめぐって(中野隆生)
- 家臣制の象徴儀礼再考―フェストゥーカを手がかりとして―(加納修)
- アンシャン・レジームにおける商人貴族論争の射程(森村敏己)
- 「農民自治」のゆくえ―エミール・ギヨマンと犬田卯―(槇原茂)
- 「騎士と武士」比較研究の試み―日仏中世史研究者による博物館を舞台とした学術交流―(高橋一樹)
- フランス銀行と日本銀行 相互の考察―日仏交流150周年記念日仏中央銀行コロークについて―(権上康男)
第23号(2008年)
- 新たな運営体制と三つの提案(中野隆生)
- Gérard Noiriel氏招聘講演会について(福井憲彦)
- アーカイヴスと歴史研究―「前近代アーカイヴスの比較史」共同研究をめぐって―(岡崎敦)
- 日仏シンポジウム「1930年代の遺産と記憶―フランス人民戦線70周年と日仏比較―」参加記(南祐三)
- 日仏シンポジウム「植民地主義の過去、未来のための記憶」参加記(松沼美穂)
- LRU法と大学封鎖(松尾佳代子)
第22号(2007年)
- 偉大な歴史家の逝去を悼む(福井憲彦)
- 特集 二宮宏之先生を偲ぶ
- 二宮さんとパリで暮らした一年間(遅塚忠躬)
- 「歴史研究の使徒」二宮宏之さんを偲ぶ(権上康男)
- 二宮宏之先生とフランス国制史研究会(宮崎揚弘)
- 二宮宏之先生の御訳業をめぐって(長谷川輝夫)
- 教師としての二宮先生(林田伸一)
- 2005年~2006年フランス在外研究報告(花田洋一郎)
- 歴史学と文学研究の対話―GRIHLの活動―(嶋中博章)
- 学士院図書館を訪ねて(佐々木真)
- ソシアビリテと分節構造―研究会「伝統都市の比較史」に参加して―(竹下和亮)